
《見返り美人図》(菱川師宣筆、東京国立博物館所蔵)― 元禄美人の魅力を伝える彼女、国宝じゃないって知ってました?
日本美術に特別興味がない人でも一度くらいは見たことがあるだろう 《見返り美人図》(菱川師宣筆、17世紀)。 わたしの学生時代には日本史の...
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日本美術に特別興味がない人でも一度くらいは見たことがあるだろう 《見返り美人図》(菱川師宣筆、17世紀)。 わたしの学生時代には日本史の...
鏑木清方(1878-1972)が、過ぎ去った明治の世に思いをはせて描いた 《築地明石町》《新富町》《浜町河岸》の三部作。 清方が親しんだ...
能の世界をテーマにした美人画を多く手がけた上村松園が 「私の作品の中でも力作」という《序の舞》に描かれているのは、 扇を手に仕舞を披露す...
松岡美術館が所蔵・公開する松岡清次郎の美術コレクション(およそ1,800点)の中にはさまざまな彫刻作品があり、常設で展示されています。 古...
美術館に行って墨蹟(墨で書いた文字)や日本画を見ると、 多くは周りに布や紙を貼って「表具(表装)」されています。 これらの表具は鑑賞する...
17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632-1675)が 独特のスタイルを確立した作品として有名な 《窓辺で手紙を読む女》(...
近代日本画を専門とする山種美術館所蔵の「猫の絵」といえば 竹内栖鳳の《班猫》(1924)が有名ですが、 もうひとつ「裏看板」とでも呼びた...
永青文庫(東京都文京区)の所蔵品の中でも人気の高い《黒き猫》は、菱田春草(1874-1911)が亡くなる前年に描いた作品です。 生涯を通じ...
明治から昭和にかけて活躍した美人画の名手・上村松園(1875-1949)は、 凛とした、見方によっては隙のない女性たちの絵を数多く残してい...
東京都の日本橋にある三井記念美術館で、年末年始に登場する国宝《雪松図屛風》。 作者の円山応挙と注文主の三井家の間には、数代にわたって親密な...