2025年も、お得なチケットセット「ぐるっとパス」の発売日が近づいてきました。
今年は東京を中心に関東の美術館や博物館102施設が参加します。
ぐるっとパス2025とは
美術館・博物館のチケットがセットになった「ぐるっとパス」。
QRコードひとつあれば102の施設で入場無料や割引のサービスが受けられる優れものです。
(対象施設などで購入する「ぐるっとパスカード」と、オンラインで購入する電子チケットあり)
ぐるっとパス2025の購入
販売価格 2,500円
対象施設 102施設
発売期間 2025年4月1日~2026年1月31日(オンラインチケットは2026年3月31日まで)
有効期限 最初に使用した日から2か月(ただし最終的な有効期限は2026年3月31日)
購入できる場所
- 対象施設(日本オリンピックミュージアムを除く)の窓口
- その他の販売窓口(東京観光情報センター[都庁第一本庁舎1階]浅草文化観光センター[浅草雷門前]TIC TOKYO[JR東京駅日本橋口]東京シティアイ[KITTE]中央区観光情報センター[京橋エドグラン]リブロ汐留シオサイト店 ほか)
- コンビニエンスストアの引換券販売窓口(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップなど。対象施設でぐるっとパスカードと交換)
- 公式ホームページ(QRコード)
ぐるっとパスについては、こちらの記事もどうぞ
「ぐるっとパス」で楽しもう!― ぐるっとパスとは?
ぐるっとパス、少しでもお得に…余裕を大事にルートを選ぶ
ぐるっとパスを楽しむ ― ぐるっとパスおすすめの使いかた
ぐるっとパスオンラインの購入期間延長
2025年度より、ぐるっとパスオンラインチケットの販売期間が大きく延長されました。
オンラインチケットの購入については、こちらの記事もどうぞ。
「ぐるっとパス」2022から電子チケットに ― 購入方法と使い方
ぐるっとパスオンラインの販売期間は3月31日まで延長
ぐるっとパスオンラインの販売期限が3月31日になり、ぐるっとパス2025の使える期間内ならいつでも購入できるようになりました。
これまで販売期限を逃すと年度が変わるまで2か月待たなければならなかったのですが、これからはうっかり買い忘れても安心です。
(カード型の「ぐるっとパスカード」は従来どおり1月31日で販売終了)
ただし2026年3月31日に購入したチケットも有効期限は2026年3月31日までのようです。
ぐるっとパスの費用は2500円。
数日でもとを取るのはかなり大変です。
2月以降の購入は最終有効期限に注意しましょう。
ぐるっとパス2025は対象施設102
2025年のぐるっとパスは
- 参加施設4(うち2施設が新規参加)
- 脱退施設5
となり、去年より1施設減ってしまいました。
(それでも十分多いのですが)
ぐるっとパス2025より参加する施設
日本カメラ博物館と港区立郷土資料館は初参加です。
日本カメラ博物館
東京・皇居周辺エリア(千代田区一番町25 JCII一番町ビル)
日本のカメラの歴史はもちろん、世界中から集まった歴史あるカメラの名品・珍品も展示されます。
カメラ・写真好きはもちろんそれ以外の人も一見の価値あり。
公式ホームページ
港区立郷土歴史館
港・渋谷・目黒・世田谷エリア(東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)
自然・歴史・文化を通じて港区を知ることができる施設。
1938年に竣工したゴシック調の建物(旧公衆衛生院)は、港区指定の有形文化財でもあります。
公式ホームページ
したまちミュージアム(旧「下町風俗資料館」)
上野周辺エリア(台東区上野公園2番1号)
2025年3月9日リニューアルオープン
東京の「下町」の歴史と文化を伝える資料館です。
台東区内外から集められた貴重な資料があり、江戸の面影を伝える建物の再現展示も見逃せません。
公式ホームページ
横浜都市発展記念館/横浜ユーラシア文化館
神奈川・千葉・埼玉(横浜市中区日本大通12)
近代都市・横浜が形成された戦前期を中心にそのあゆみをたどる「横浜都市発展記念館」と、アジアとヨーロッパを内包するユーラシア大陸の多様な歴史と文化を豊富な資料で紹介する「横浜ユーラシア文化館」が併設されています。
建物は1929年に建てられた旧横浜市外電話局の局舎で、横浜市認定歴史的建造物に指定されています。
横浜都市発展記念館公式ホームページ
横浜ユーラシア文化館公式ホームページ
ぐるっとパス2025より脱退する施設
- 出光美術館(東京・皇居周辺エリア)
ビル建替工事のため2024年12月から休館(2030年度に工事完了予定) - 国立新美術館(港・渋谷・目黒・世田谷エリア)
- SOMPO美術館(新宿・練馬・池袋・王子エリア)
- 練馬区立美術館(新宿・練馬・池袋・王子エリア)
建替工事のため2025年中に休館(2028年度竣工の予定) - 神奈川県立歴史博物館(神奈川・千葉・埼玉)
改修工事のため2025年1月から休館(2026年9月に再開予定)
以上5施設は、ぐるっとパス2025から脱退します。
うち3施設は工事のための長期休館なので、再開後は戻って来てくれる可能性が高いと思われます。
オンラインチケットの延長やこれからも増えていくかも知れない参加施設など、今後もぐるっとパスは要注目ですね。