ぐるっとパス2021、例年どおり4月1日より発売 参加施設は99(入替あり!)

都内を中心とする美術館・博物館・庭園で使える入場券・割引券がセットになった
「ぐるっとパス2021」は、例年どおり2021年4月1日から発売されます。
今年度は新たに4施設が参加、1施設が再参加となりました。
残念ながら5館が脱退(長期休館中の2館を含む)し、参加施設は99のままです。

ぐるっとパスについて

販売価格 2,500円
販売期間 2021年4月1日~2021年1月31日
有効期限 最初に使用した日から2か月(最終有効期限は、2021年3月31日)
事務局からのお知らせ「ぐるっとパス2021」4月1日(木)発売
ぐるっとパス2021(pdf)

昨年は新型コロナウイルスの流行によって販売開始が大幅に遅れ、
今年はどうなるかと心配していましたが、無事販売されるようで嬉しいです。
販売価格は2020年度よりも300円上がり、2500円となりました。


新たに参加するのは、長谷川町子美術館、永青文庫、たましん美術館、東京富士美術館の4館
さらにアケルエ(元リスーピア)が再参加

2021年度の対象施設には、以下の4施設が参加します。
またパナソニックセンター東京 リスーピアが
「AkeruE(アケルエ)」となって再参加しました

長谷川町子美術館
(世田谷区桜新町、港・渋谷・目黒・世田谷エリア)

長谷川町子(1920~1992)と姉・鞠子(1917~2012)が収集した
美術品・工芸品のコレクションを展示する美術館と、
漫画の原画やアニメなど長谷川町子の世界を体験できる記念館に分かれています。
長谷川町子生誕百年の年である2020年7月にリニューアルオープンしました。
公式サイト

永青文庫
(文京区目白台、新宿・練馬・池袋・王子エリア)

戦国大名・細川藤孝(幽斎)にはじまる細川家が
江戸時代から戦後まで所有していた屋敷跡の一角にあり、
同家に伝わる歴史資料・美術品等を管理・研究し、公開する美術館です。
公式サイト

たましん美術館
(立川市緑町、多摩エリア)

JR立川駅北側の新街区 GREEN SPRINGS の
多摩信用金庫(たましん)本店・本部棟内にあり、
近代(明治時代以降)の洋画や彫刻、中国・朝鮮・日本の古陶磁、
多摩地域ゆかりの作家たちの作品などを見ることができます。
公式サイト(たましん地域文化財団 美術)

東京富士美術館
(八王子市谷野町、多摩エリア)

日本・東洋・西洋の多様なジャンルの美術品をコレクションしており、
ルネサンスから現代にいたる西洋の油彩画コレクションと
写真のコレクションには特に力を入れています。
公式サイト

パナソニックセンター東京 AkeruE(アケルエ)
(江東区有明、墨田・深川・臨海エリア) 再参加

理科と数学(算数)の好奇心を養う
体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」のコンセプトをさらに発展させ、
理数とアートを融合させた体験を通して未来の扉を「あける」力を育む場として
2021年4月3日(土曜日)からリニューアルオープンします。
公式サイト(パナソニックセンター東京)


国立西洋美術館、石洞美術館、三井記念美術館、北区飛鳥山博物館、横浜美術館は2021年度対象外に

一方、2021年度対象外となった施設はこちらの5館です。
このうち、改修工事中の国立西洋美術館、横浜美術館、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から長期休館中の石洞美術館は
再開後に再び対象施設となる可能性が高いので、楽しみに待とうと思います。

国立西洋美術館
(台東区上野、上野周辺エリア) 休館中

中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画・フランス近代彫刻などが見られます。
ル・コルビュジエ(1887~1965)が設計した本館は、
2016年7月17日に世界文化遺産に登録されました。
改修工事のため、2020年10月19日から2022年春(予定)まで休館中です。
公式サイト

石洞美術館
(足立区千住橋、上野周辺エリア) 休館中

千住金属工業株式会社(はんだ製造)の本社ビル内にある美術館です。
同社の社長、会長を歴任した実業家・佐藤千壽(1918~2008)のコレクションを基に、
世界各国の土器・青銅器・陶磁器などを展示しています。
新型コロナウイルス感染拡大に配慮して、2020年度から休館しています。
公式サイト

三井記念美術館
(中央区日本橋、皇居周辺エリア)

江戸の豪商であり、現三井グループの創業者としても知られる三井家が、
350年に及ぶ歴史のなかで収集し、伝えてきたコレクションをはじめ、
日本や東洋の美術品が充実しています。
公式サイト

北区飛鳥山博物館
(北区王子、新宿・練馬・池袋・王子エリア)

飛鳥山公園内にあり、北区の風土や歴史を紹介する博物館です。
アートギャラリーや企画展など、無料で利用できるコーナーも。
同じ飛鳥山公園内には、王子製紙「紙業史料室」を前身とする「紙の博物館」、
渋沢栄一の旧居跡地に設立され、栄一の活動を広く紹介する「渋沢史料館」があります。
公式サイト

横浜美術館
(横浜市西区みなとみらい、神奈川・千葉・埼玉)

「横浜開港以降の美術」に焦点をあて、
近代美術・現代美術を幅広くコレクションしています。
横浜が日本写真発祥の地のひとつであることから、写真にも力を入れています。
改修工事のため、2021年3月1日から2023年度まで休館中です。
公式サイト


2021年度の参加施設は99のまま変わらず

思い返せば昨年は「対象施設がついに100を越える可能性も」と、
我ながら楽観的な予想をしていました。
残念ながら3桁到達は実現しませんでしたが、
参加施設の数は99のまま、プラスマイナスゼロとなりました。
もちろんぐるっとパス対象外となった施設も無くなったわけではありませんし、
東京・神奈川・千葉・埼玉にある美術館はこれだけではありません。
美術館・博物館にとっても厳しい年となった2020年が過ぎた今、
これだけ多くの施設が無事に活動を続けているのも、
考えて見れば凄いことではないでしょうか。


2021年度のスタンプラリーは実施せず

2020年まで実施されていたぐるっとパスのスタンプラリーは、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年度は中止となりました。
複数の人が触れるスタンプが感染源になる可能性を考えると
仕方のない措置ではありますが、残念です。

ぐるっとパス対象施設のスタンプを7つのエリアで1つずつ集め応募する
スタンプラリーにつられて、何度か各地域をめぐる計画を立てた
(応募までこぎつけたのは1回だけ…)わたしとしては、
来年度の復活を祈っています。