巡回展「かこさとしの世界展」八王子市夢美術館(2020)

2018年に92歳で逝去した絵本作家かこさとし(加古里子)の全国巡回展が、2020年2月1日から4月5日まで八王子市夢美術館で開催されます。

展覧会情報 かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!

2020年2月1日(土)~4月5日(日)
2月28日(金)から4月16日(木)まで、 新型コロナウイルス感染防止のため 臨時休館(展覧会は中止)

八王子市夢美術館(東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F)

10時~19時(入館は18時半まで)

一般 600円(480円) 学生[小学生以上]300円(240円) 65歳以上 300円(240円)
※()内は15名以上の団体料金

未就学児無料
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方 無料
(付き添いの方 1名まで無料)
市内の小・中学校が教育活動(部活動を含む)として鑑賞するときは無料

ぐるっとパス対象施設 常設展・企画展・特別展の入場券

月曜休館(ただし祝休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)

公式ホームページ https://www.yumebi.com/scd.html#link06

かこさとしさんの絵本

小さいころ、友達の家に遊びに行くと最低でも1冊はかこさとしさんの絵本がありました。
家ごとに持っている内容が違うので、読んだことのない1冊を見つけると嬉しくて
人の家だということも忘れて読みふけったりしたものです。
幼稚園の本棚や小学校の学級文庫、図書館でもおなじみでした。

一番記憶に残っているのは『だるまちゃんとうさぎちゃん』(福音館書店,1977)。
ウサギの手袋人形を作ったのはよく覚えています。
「たんげさぜん」とか「ざとういち」なんて名前を初めて知ったのもこの本だったような…
『あなたのいえわたしのいえ』福音館書店,1969)
『にんじんばたけのパピプペポ 』(偕成社,1973)
もくり返し読んでいました。

それから長い年月がすぎ、すっかり絵本から遠ざかっていたわたしですが、
たまに書店で新刊を見かけては
「だるまちゃんは大分絵柄が変わったなあ」とか
「からすのパンやさんの子どもたちが大人になってる」なんて
昔なじみの消息を聞くような気持ちになりました。
これからも忘れかけたころに新刊と出会うようなつもりでいたもので、
かこさんが居なくなってしまった実感は未だにありません。

かこさとしさんの絵本を読んで育った人はみんな
それぞれの思い出やお気に入りの1冊があると思います。
そしてまだ読んでいない本も山のようにあるのではないでしょうか。
何しろ、1959年に最初の絵本『だむのおじさんたち』を出版して以来
2018年にだるまちゃんの最新作を3冊を出版するまで
絵本作家としてのかこさんの活動は60年にもわたります。

展覧会では代表作のほか、原画や下絵など絵本製作の資料のほか
少年時代の絵日記やスケッチも公開されるそうです。

展示では、その創作の軌跡をたどりながら、かこがどんな想いで子どもたちと向き合い、絵を描き、絵本を作ってきたのかをひもときます。発見とときめき、驚きと喜びに満ちたかこさとしの世界をお楽しみください。

展覧会のチラシより

かこさとしさんの思い出を振りかえるもよし、
これまで知らなかった新たな一面を発見するもよし、
ただ作品を楽しむもよし…
とにかく、行ってみたくなる展覧会です。

巡回展の今後の予定

東京展終了後の巡回予定は以下のとおりです

松坂屋美術館(名古屋) 2020年4月25日(土)〜6月7日(日)
長崎県立美術館 2020年8月12日(水)〜8月31日(月)
盛岡市民文化ホール 2020年12月12日(土)〜2021年1月31日(日)