zoom背景に美術館・博物館を! テレワークで使いたい、おすすめのデジタル背景・写真素材を使う時の注意について

zoomでの会議中、自宅を映すのは抵抗があるから、あるいは面白いから
などの理由で利用され、ちょっとしたブームにもなっているデジタル背景。
博物館や美術館からも、作品や館内の写真などを使った画像が配布されています。

テレワーク・Web飲み会・Webイベントなど、
新型コロナウイルスの感染が拡大する以前と比べると、
Web会議ツールの「zoom」はすっかり一般的になったようです。
このツールは背景のカスタマイズができ、
写真素材・映画・マンガ・アニメなど、いろいろな背景が配布されています。
もちろん博物館や美術館からもオリジナルの背景が無料配布されていて、
ミュージアムを背負って会議に出ることが可能です(笑)

博物館・美術館のデジタル背景

所蔵する資料の画像や、施設内の風景など
普通は写真に撮れない画像が複数の施設から配布されています。
使いかたは保存したあとzoomの設定画面から追加・表示させるだけ。

web背景用の画像を使う

山種美術館「おうちで日本画」より 所蔵作品4点

古代オリエント博物館「オリ博にいる気分になれるバーチャル背景」

東洋文庫「モリソン書庫で仕事をしている気になれる、zoom背景用画像」

東京国立近代美術館「普段は見られないマル秘エリアetc」

東京国立博物館「全部わかったらトーハク通な画像たち」

番外編:大英博物館「ビデオ会議用の画像」

もちろん博物館や美術館に限らず、
お洒落だったり面白かったりする背景はたくさん公開されています。
背景用の画像はだいたい、
「バーチャル背景」「zoom背景」などの名前で公開されていますので、
好みのものを探してみましょう。

その他、無料公開の画像を使う

もちろん、自分で撮影した写真や著作権フリーの画像を
背景として設定することも可能です。

たとえばアメリカのメトロポリタン美術館は、
ホームページ上の「The Met Collection」で公開している画像のうち、
パブリックドメインとなっているものは自由な利用を許可しています。
利用したい画像の下に「Public Domain」の表記があるか確認してください。

詳細検索の画面で「Open Access」のボックスにチェックを入れると
パブリックドメインの画像のみを検索することができます。

他にも
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
ロサンゼルス・カウンティ美術館
などが所蔵作品をパブリックドメインで公開しています。
(クレジット表記などに独自の使用ルールを設定している場合もあります。ご注意を)

最近は企画展や特別展にあわせてフォトスポットを設けているところも多いので、
お気に入りの1枚を背景にしてみるのも良いでしょう。


デジタル背景用以外の画像を使う場合は
アスペクト比に注意

ただし、背景専用ではない画像を使う場合は
画像のサイズが適当かどうかをチェックしてください。

zoomのヘルプセンターによると、デジタル背景のサイズは
使用するカメラのアスペクト比(ヨコとタテの比率)と一致するのが望ましく、
たとえばカメラが16:9に設定されているときは
1280ピクセル×720ピクセル、または1920ピクセル×1080ピクセルが
最適とされています。
(PCの場合、ウェブカメラの解像度はディスプレイ設定の「解像度」から確認できます)

もともと背景用に配布されている画像は大抵16:9か4:3に合わせているはずですが、
それ以外の画像を使用する時は編集してサイズを調整するか、
縦横の比率が多少崩れても問題ないものを選びましょう。
(iPhoneの標準カメラは4:3がデフォルトで、16:9での撮影はできないようです)


zoomを楽しもう!

わたしなどは各種メディアで取り上げられるようになるまで
zoomの存在すら知らなかったのですが、
オンラインのイベントに参加したくてインストールして以来
とりあえず使うことはできるようになりました。

これからも仕事のミーティングに趣味の交流にと使う機会が多くなりそうなzoom、
どうせなら楽しく付き合っていきたいですね。

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